Last Update: "2005/01/31 10:17:06 makoto"
p425 FreeWnn (FC3)
本書では Fedora Core 1 を想定していました。しかしその後 FC3
まで出ています。FC1 と FC3 の違いなどについて少し調べました。
Fedora Core | FreeWnn の版 | inetd | 自動起動 |
FC1 | FreeWnn-1.11-34 | × | ○ |
FC3 | FreeWnn-1.10pl020 | ○ | × |
inetd
FC3 では p424-425 の入替作業不要。
Fedora Core 3 には FreeWnn-1.10pl020 が入っています。
src.rpm を rpm -ihv とする時には、実際には次のような表示になります。
[root@d135 SRPMS]# rpm -ihv FreeWnn-1.10pl020-5.src.rpm
警告: FreeWnn-1.10pl020-5.src.rpm: V3 DSA signature: NOKEY, key ID 4f2a6fd2
1:FreeWnn ########################################### [100%]
[root@d135 SRPMS]#
このように展開した後で、
/usr/src/redhat/SPECS/FreeWnn.spec を見ると、Patch12: は既に外してあります。
このため、p424-425 に書いてある「入替」の作業は不要です。
関連 bugzilla 項目:
https://bugzilla.redhat.com/bugzilla/show_bug.cgi?id=112091
自動起動
Fedora Core 3 で FreeWnn を使えるようにするには次の設定だけで充分です。
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一時的に使えるようにする方法:
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# /etc/rc.d/init.d/FreeWnn start
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起動時に自動的に FreeWnn が動くようにする方法:
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# cd /etc/rc.d
# ln -s ../init.d/FreeWnn rc2.d/S90FreeWnn
# ln -s ../init.d/FreeWnn rc3.d/S90FreeWnn
# ln -s ../init.d/FreeWnn rc4.d/S90FreeWnn
# ln -s ../init.d/FreeWnn rc5.d/S90FreeWnn
tamago を p401-p403 に書いてあるようにして入れれば、
後は emacs を起動して C-\ すると変換が出来ます。
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