Last Update: "2005/01/17 08:17:09 makoto"
p400 inline update
Emacs cvs + inline package を 2005/01 頃に組立てた様子です。
以下では tcsh で作業をしています
(tcsh と bash の読替は
最後に表にしてあります
)。
以下の作業をするためには cvs, make, gcc などが必要です。これらは、
「Mac OS X Xcode Tools」 と書いてある CDROM の中の、Developer.mpkg をダブルクリックすれば、
準備出来ます。
11 21:42 setenv CVS_RSH ssh
13 21:42 cvs -d anoncvs@savannah.gnu.org:/cvsroot/emacs co emacs
14 21:52 mkdir ../distfiles
(getting file from sourceforge)
26 21:56 tar zxf ../distfiles/inline_patch-20041229.tar.gz
29 21:56 cd emacs/
32 21:57 patch -s -p0 < ../inline_patch-20041229/emacs-inline.patch
33 21:57 ./configure
34 22:01 time make bootstrap
...
ttyp1:makoto@makoto 23:03:02/050114(~/local-src/emacs)%
Wrote /Users/makoto/local-src/emacs/lisp/cus-load.el
Generating /Users/makoto/local-src/emacs/lisp/cus-load.el...done
1678.290u 256.270s 34:56.58 92.2% 0+0k 114+1990io 0pf+0w
sudo make install
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home directory に distfiles(配布形態置場)と local-src(作業場)を作っておきます。
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local-src の中に、(1)emacs (2)inline-patch (3)Mule-UCS (後述)が並んでいます。
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上の shell 作業のように
make bootstrap をすると、
emacs フォルダの中の、mac という名前のフォルダの中にヌー(emacs)のアイコンが出来ます。
make install もしておきます。
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そのヌーのアイコンを「アプリケーション」に写して(移して)おきます。
左の図では、「移した」ため、上のフォルダから消えて下のフォルダに見えています。
Option を押しながら移動すれば「写す」ことが出来ます。
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アプリケーションの中にあるヌーのアイコンをクリックすると emacs が立上ります。
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dock に入れておくと起動に便利です。
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mule-ucs
先で説明する .emacs を使って次のように言われるのは mule-ucs が入っていないか、
入れ方が適切でない時です。
File error: Cannot open load file, un-define
以下では bash で作業する時の例です。
まず cvs から取得します。
$ cvs -d :pserver:anonymous@cvs.meadowy.org:/cvsroot login
$ cvs -d :pserver:anonymous@cvs.meadowy.org:/cvsroot co mule-ucs
OS を設置した直後の場合 /usr/bin/emacs に -nw で動くものが入っています
ので、それと混乱しないように名前を変えておきます。
$ cd mule-ucs
$ type emacs
emacs is /usr/bin/emacs
$ sudo mv /usr/bin/emacs /usr/bin/emacs-nw
パスに /usr/local/bin を加えておき、type emacs で /usr/local/bin/emacs
と表示されることを確認します。
$ type emacs
-bash: type: emacs: not found
$ echo $PATH
/bin:/sbin:/usr/bin:/usr/sbin
$ export PATH=/usr/local/bin:${PATH}
$ type emacs
emacs is /usr/local/bin/emacs
mule-ucs
をバイトコンパイルします。その時には既に用意されている mucs-compile.el を使います。
$ emacs -q --no-site-file -batch -l mucs-comp.el
次のようにすると、画面に表示して、記録も残せます。
$ emacs -q --no-site-file -batch -l mucs-comp.el 2>&1 | \
tee `date +%Y%m%d`.compile.log
設置は (例えば)
rsync を使って写します。
/usr/local/share/emacs/site-lisp/ には初めは subdirs.el だけが置いてあります。
$ ls /usr/local/share/emacs/site-lisp/
subdirs.el
$ sudo rsync -a lisp /usr/local/share/emacs/site-lisp/mule-ucs/
Password:
上のようにして、
mule-ucs
も入れた上で、
http://macwiki.sourceforge.jp/cgi-bin/wiki.cgi?CarbonEmacs
を見て、次のような .emacs を設定します。
(utf-translate-cjk-mode 1)
(require 'un-define)
(set-language-environment "Japanese" )
(set-default-coding-systems 'euc-jp-unix)
(set-terminal-coding-system 'utf-8)
(set-keyboard-coding-system 'sjis-mac)
(set-clipboard-coding-system 'sjis-mac)
(set-file-name-coding-system 'utf-8)
set-terminal-coding-system
の設定はどこから login するかによります。
euc-japan や sjis あるいは sjis-mac とする場合もあります。
bash と tcsh の読替
Mac OS X のターミナルを起動すると bash shell の窓が開きます。
その中で tcsh と入力すると、tcsh を使うことも出来ます。
上の説明の中で、この二つによる違いを下に挙げておきます。
適宜読替えて下さい。
項目 | bash | tcsh |
環境変数の設定 | export HOGE=foo | setenv HOGE foo |
stderr をパイプに送る | 2>&1 | | |& |
/usr/local/bin をパスに設定 | export PATH=/usr/local/bin:${PATH} |
set path = (/usr/local/bin $path) または
setenv PATH /usr/local/bin:${PATH}
|
emacs と
入力した時に実
行されるパスを
表示 | type emacs | which emacs |
|